アバルトのエンブレムの由来

スコーピオンの図柄は、創業者のカルロ・アバルトがさそり座だったことに由来する。

振りかざしたハサミの上には、イタリア国旗の3色、下半分はイタリアのナショナル・レーシング・カラーである赤が占める。

マセラティのエンブレムの由来

マセラティ創業の地・ボローニャのマッジョーレ広場、その中央にあるネプチューンの像が立つ噴水は、町のシンボルだ。

そのローマ神話の海神が手にするトライデント(三叉の銛)をモチーフにしたエンブレムは、本拠地の象徴であるとともに、地震や嵐、馬をも司るネプチューンの力強さをイメージさせ、創設に携わったマセラティ3兄弟も表しているといわれる。

自動車のエンブレム

ロゴはわれわれの共通認識に深く刻み込まれているが、その裏にある意味をご存じだろうか。

自動車メーカーのエンブレムは、いわばその会社と、彼らが造るクルマの「顔」ともいえるもの。

クルマ好きなら当然だが、そうでなくても多くのひとびとが、それを見ただけでメーカー名を言い当てられるであろう目印だ。

しかし、しばしばそこに興味深い意味が込められているということは、そこそこクルマに興味があるのでなければ知らないことも多い。

ジャガーのエンブレムの由来

名前の通り、エンブレムにジャガーを使用しているのがこちら。ウィリアム ライオンズとその友人によって1923年に設立され、当時はコーチビルダーとして自動車を手がけていました。その後1945年にジャガーと社名を変更。これは同社が1935年に製造して大ヒットを記録したジャガーというモデルに由来しています。

猫科でヒョウの一種であるジャガーの敏捷性や運動能力の高さ、そしてスマートなスタイルからジャガーという名前がモデル名となり、ついにはメーカーの名前にまで起用されたのです。そんなジャガーの躍動感をあらわしたボンネットマスコットや顔がエンブレムとして使用されています。

プジョーのエンブレムの由来

世界最古の量産自動車メーカーとして知られるプジョー。もともとは自動車ではなく金属製造業を生業にしており、同社の自転車やペッパーミルは現在でも有名です。

そんなプジョーのエンブレムにはライオンが使われていますが、これはプジョーが自動車生産を始めるより前の1857年に考案されたマークです。当時、製造していたノコギリや刃物などの品質の高さをあらわしたデザインだといわれています。その後、1933年ごろから本格的に自動車のボンネットモチーフやエンブレムとして使われるようになります。

このライオンは時代によってカタチを変えており、第2次大戦中には(ナチスへの抵抗の意味を込めて)右を向いていたこともあるそうです。