序にかえて「~いつ書くか? 今でしょ!」=明日を向いて、故郷(ふるさと)を信じて(1)

1 序にかえて ~いつ書くか? 今でしょ!~

DSCF6200この本を作ろう!と思ったきっかけは、元市長で現在勤務している会社の会長から見城徹氏・藤田晋氏の『憂鬱でなければ、仕事じゃない』(講談社)という本を紹介されて、その内容に共感できる部分が多かったこと、そして、私自身自惚れもいいところなのですが、仕事の上で後輩たちや子どもたちに「何かを残す」「何かを伝えていかなければならない」と感じていたこともあり、一念発起して「本にしてみよう!」と考えたことでした。 それは、自治体と呼ばれている組織の一つ「市役所」という職場を早期退職しようと決意していた時期で、「区切りをつける」というタイミングといいましょうか、自分でスイッチを切り替えるきっかけを探していた時期でもありました。

それまでも職場で自分の雑感をコメントしたり、職場内の回覧(社内報)に考え方や思いなどを掲載して伝えてきた経験はあるものの、こういった本を出版することでどこまで読者の皆さんに伝えきれるのか、共感していただけるのかは定かではありませんが、とにかく、自分の公務員としての足跡を残す意味でも、また、我が子どもたちが抱き続けているであろう、「だらしない父親像」を払拭する意味でも、書き留めておきたい衝動に駆られて、筆をとることとしたのです。少なくとも、見城氏のコメントと重複するようではいけませんが、思いを伝える中で同様の趣旨を意味する内容があるとしたらご容赦いただきたいと思っています。

003 前半は公務員という職業に関わるものですが、後半は社会人として、人間としての行き方について触れています。

兎にも角にも、私の経験した職場と、他の自治体の仲間の話、世間や知人・友人との関わりの中で見聞きした情報でしかないので、他の自治体や公務員の状況とは違う部分があるかもしれません。「フィクションの世界かも?!」と一歩引いてご笑読いただければ、肩は凝りません。

<松谷範行氏著作:「明日を向いて、故郷を信じて」より>

随想