フェンダーミラーが主流の時代

ドアミラーが主流になる前は、フェンダーミラーが主流でした。
ボンネットにミラーがついている自動車のことですね。
1950年代、イギリスで販売戦略のためにバイク用のミラーを取り付けたのがその始まりです。

例外的にボンネットのないトラックやバンなどのキャブオーバーだけがドアミラーを認められていましたが、そのほかの自動車はフェンダーミラーでないといけないと、国土交通省(当時は運輸省)が法令を定めていました。

なぜでしょうか?

フェンダーミラーはボンネットについているため、ドアミラーに比べて目線の移動や頭をひねらずに後方を確認することができますし、死角も少ないからです。
また車幅感覚の補助や車体自体の最大幅も小さくなりますから、日本の細い道を走るときや駐車場を利用するときは都合がよかったのです。