ガソリン自動車誕生(1886~1900)

現在、主流となっているガソリン自動車が誕生するのは、1885~1886年。日本は明治時代になっている。
蒸気自動車、電気自動車が混在していたころに、ドイツ人のゴットリープ・ダイムラーは4ストロークエンジンを開発し、1885年に木製の二輪車にエンジンを載せて試走に成功、翌1886年に四輪車を開発している。同じ1886年、同じくドイツ人のカール・ベンツがガソリンエンジンの三輪車を完成させて実際に販売した。

その後、ダイムラーのガソリンエンジンの製造ライセンスを持っていたフランスのパナール・エ・ルヴァソール社は、世界で初めて、いわゆる最先端に置かれたエンジンの後方に、クラッチ、トランスミッションを縦一列に配し、デフ機構を介して後輪を駆動させるFR方式を考案し、1891年にこの方式を採用した車両、パナール・ルヴァソールを市販した。このクルマの機構は「システム・パナール」と呼ばれており、現在の自動車技術の基礎を築いた。

また、この頃、“空気入りのタイヤ”が発明されたり(以前はソリッドタイヤであった)、ハンドルが現在使われている“円型”のもの(以前は棒状の舵をとるものしかなかった)が発明され、乗り心地や操作性が改善されている。
1890年の初期のパナール・ルヴァソールには、まだ、装着されていなかったが、1900年頃のものは、空気入りタイヤ、円型のステアリングが装着されている。

世界初の自動車レースもこの頃に開かれており、1895年、 フランス、パリとボルドーを往復するコースで22台の自動車がスピードを競った。参加車のうち15台がガソリン自動車で、蒸気自動車が6台、電気自動車が1台だった。完走したクルマ9台のうち8台がガソリン車であり、ガソリン車の優位性が示されたレースでもあった。1着はガソリン車のパナール・ルヴァソールであった。

自動車の雑学

『ハイオク』は英語の「high-octane number gasoline(高オクタン価ガソリン)」が語源で、日本語の正式名称は「無鉛プレミアムガソリン」なのだそうです。

もともと、ガソリンの成分に含まれれている成分のうち、オクタン価が高いと、燃えにくい状態になります。
燃えにくいということは、エンジンの圧縮比を高めることができる=レギュラーガソリンに比べ、同じ量でも高い爆発力を発揮し、エンジンを駆動させることができる=燃費が良い、という図式が成り立つのです。

ハイオクガソリンはこのオクタン価を人工的に高めたもので、レギュラーガソリンよりも高い馬力を期待することができます。

国産車はハイオクもレギュラーもいずれも対応できるような車が多いのですが、輸入車だとそもそもハイオクガソリンしか入れられないというタイプの車が多いので、覚えておくと良いでしょう。

なお、レギュラーとハイオクは混ぜることもできるそうですが、エンジンによっては部品が痛んでしまう可能性もあるので、自己判断で混ぜるのは止めておきましょう。

長く安全に車に乗りたいのであれば、その車に適したガソリンを正しく利用することが必要です。

ガソリンエンジン車は先進技術不要な生産設備や安価な燃料で生き延びる

新技術を用いた自動車はバッテリーやコントロールユニットなど高品質で安定した製品の生産が必要ですが、いかに新興国でもこれらを安価に生産する事はできませんし、先進国からの輸入に頼れば高価になります。

まして水素燃料は簡単に生産できますが、そのためには必要な電力と水の安定供給という問題を解決しなければいけない国が、まだまだ多いのです。
新興国でも安価に生産・供給可能なのは通常のガソリンエンジン車に限る、という時代はしばらく続くと思われます。

また、米国でのシェールガス(新しい採掘法による天然ガス)の採掘拡大で、石油や天然ガス由来の燃料価格が下落している状況では、安価なガソリンエンジン車から移行する理由に乏しくなります。

これは新興国に限った事ではなく、先進国でも最新技術を投入し続け、排ガスの浄化と燃費を向上させる事で、低価格車を中心にガソリンエンジンが有利な状況が続くという事です。

さらに近年のエネルギー政策では、先進国、新興国を問わず太陽光や風力など自然エネルギーや原子力が多くなっている事から、石油や天然ガスの需要が減ってますます価格が下落する事になります。そのため、2030年と言わず、その後しばらくは通常のガソリンエンジン車の時代が続くかもしれません。

*Ancar Channel より引用させて頂きました。

2030年の「販売台数」の9割はガソリン車という予測

世界全体では先進国で不要とされた古い車も含め、昔ながらのガソリンエンジン車が数多く走っています。

それだけならば、2030年でもまだほとんどの車がガソリン車というのもわかりますが、予測では「新車販売台数」の約9割が、依然として通常のガソリン車と言われているのです。

話題になったのは2013年のNHKの報道で、その際にはHV(ハイブリッド)、PHV(プラグインハイブリッド)、EV(電気自動車)などが2030年には世界の販売台数の11%を占める一方で、残り89%のほとんどは通常のガソリン車だろう、というものでした。

その後2014年から2015年にかけて民間の経済コンサルタントから発表された予測では、HV、PHV、EVにFCV(燃料電池車)を加えても2030年の販売台数は13%程度で、残り87%は通常のガソリン車となっています。

*Ancar Channel より引用させて頂きました。

●車の給油機マークの「△」は何の目印?

ガソリンスタンドに入る際、乗り慣れていない車の場合は「給油口はどっちだっけ?」と迷ってしまいがち。そんなときは慌てずにメーターパネルの「ガソリンメーター」を見ましょう。給油機のマークに右か左向きの三角形のマークがあると思います。

これは「給油口がどちらにあるか」を示すマーク。右向きなら右側に給油口があるということです。ちなみに、給油口はマフラーの配管を避ける位置に取り付けられるので、車によって左右違ったりするのです。