Audiのエンブレム

丸いリングが4つ、横につながっていることから「フォーリングス」と呼ばれるアウディのエンブレム。このフォーリングスは、4つの会社が集まって設立されたことに由来しています。

フォーリングスが生まれたのは1932年。アウディ(Audi)、ホルヒ(Horch)、DKW、ヴァンダラー(Wanderer)という4社集まってアウトウニオン(Auto Union AG)が設立されます。このときのエンブレムは、フォーリングスの内側にそれぞれのロゴが入ったデザインでした。

その後、3度の変更を受け、1994年にフォーリングスが復活。現在まで使用されています。

Volkswagenのエンブレム

「volks=国民」「wagen=自動車」つまりフォルクスワーゲンとは、国民の自動車という意味になります。

1934年、ヒトラー率いるドイツ労働者党によって進められた「国民車構想」から生まれた自動車が、フォルクスワーゲンでした。

”volks=国民”、”wagen=自動車”。つまり、国民の自動車という意味になります。設計者は、あのフェルディナンド・ポルシェ博士です。VとWを縦に配置したエンブレムのデザインは、この時代に出来上がっています。

このヒトラーの国民車計画は第2次大戦によって立ち消えとなりますが、戦後すぐの1945年にイギリス軍管理のもと製造工場が復活。フォルクスワーゲン社を命名され、車両も新たにフォルクスワーゲン タイプ1として製造が開始しました。

BMWのエンブレム

BMWは「Bayerische Motoren Werke(バイエリッシュ モトーレン ヴェルケ) AG」を略したもので、日本語に訳せば「バイエルン発動機株式会社」となります。そのエンブレムは青と白が十字で切り返されたおなじみのデザインですが、このマークにはいったいどんな意味が隠されているのでしょうか。

BMWといえば自動車メーカーとして知られていますが、もともとは航空機を製造していたメーカーとして1916年に創業。当時はBMWではなくBFW(Bayerische Flugzeug Werke=バイエルン航空機製造会社)という名前でした。

その翌年に、社名をBMWに変更、同年10月にエンブレムが商標登録されました。その由来は、かつて航空機メーカーだったということもあり、プロペラが回転している姿を正円で描き、そのなかに青空と白い雲を連想させる配色を組み合わせたデザイン、とまぁもっともらしい理由が、長年語り継がれてきたのですが、じつは本当の由来はほかにありました。

BMWの前身のBFWは、ラップ発動機製造(Rapp Motorenwerke GmbH)とグスタフ・オットー航空機工業(Gustav Otto Flugmaschinenfabrik)が合併してできた会社でした。そのラップ発動機のエンブレムと、バイエルンの州旗に使われているカラーを組み合わせたもの。それがBMWエンブレムの由来なのです。

覆面パトカーには「グレードエンブレム」がない

高速道路などでたまに見かける覆面パトカー。
違反した車を見つけたら、素早く駆けつけるので驚く方も多いのでは無いでしょうか。
実は覆面パトカーには、通常は車のトランク部分にある「グレードエンブレム」がありません。
付いていない理由は様々ですが、一般に付いているはずのグレードエンブレムが無い車は、高い確率で覆面パトカーと見てもいいでしょう。

フェラーリとポルシェのエンブレムに纏わるお話し

くるま好きであれば、フェラーリ•ポルシェは、いつかは乗りたい車•••と、思う方は少なくないのではないでしょうか!
実は、この二つのメーカーのエンブレムにはどちらも「跳ね馬」が使われているのです。

なぜ似たような跳ね馬が使われているのでしょうか?
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ポルシェ発祥の地はドイツのシュツットガルト市です。
この街の紋章は跳ね馬のマークで、ポルシェのエンブレムはこの紋章を元にしています。

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フェラーリのエンブレムは第一次世界大戦中、イタリアの撃墜王と言われたフランチェスコ・バラッカが、自分の戦闘機につけていた跳ね馬のエンブレムが元です。

なぜバラッカはこの跳ね馬を使っていたのか?

ドイツは第一次世界大戦中、シュッツドガルトからイタリアに攻撃をしかけていました。
その戦闘機の機体には当然ながら跳ね馬の紋章。
この戦闘機を撃墜王バラッカが撃墜し、撃墜の証として機体につけていたそうです。
そしてエンツォのレースに感激したバラッカの親がこのマークをエンツォに授けた。

結局はどっちも同じ馬なんですが。

しかし、狩るものと狩り返した者•••

なんだか壮絶な因縁が設立当初からあったようです。
ちなみにこの話し、フェラーリとポルシェオーナーの中では常識だそうです!