うさぎの飼い方 その4

image
うさぎの選び方

ウサギを初めて飼う人はどのようにウサギを選んだら良いのか迷う所だと思います。
現在ペットとして飼う事が出来るウサギは種類が多く、体の特徴や性質、性格も固体によって様々です。
ウサギを飼う時にパッと見た目で選んでも良いのですが、飼い主の性格や生活環境によっては飼い易いウサギだったり、少し手間になる場合もあると思います。

飼い始めてから気がつくのと、飼う前から知っているのとでは、今後の飼育の方法にも影響すると思います。
出来る事なら飼う前に少しでも知識として知っておくと良いと思います。

◉種類による特徴
純血種と雑種(ミックス)

販売されているウサギには純血種とそうでないミックスのウサギがいます。
純血種は種類が固定されているので、成長しても大きさや性質が想像できますが、ミックス(雑種)は将来どうなるか分りません。

もしかしたらとても大きくなったりするかもしれません。
「ミニウサギ」として販売されているウサギは雑種ですので、飼う時には将来の事も考えておきましょう。

◉毛質の違い

ウサギには長毛種と短毛種がいますが、長毛の場合は短毛よりもグルーミング(ブラッシング)の手間がかかります。
また暑さにも弱いので特に夏は暑さ対策が必要です

◉耳の形

ウサギの耳には二つのタイプがあり、一つは立ち耳でもう一つは垂れ耳。
立ち耳のウサギは性格がやんちゃで活発な傾向があります。
垂れ耳のウサギは大人しい固体が多いようです。
これは傾向であるので、固体によっては違う場合もあります。

◉オスとメス

ウサギのオスとメスでも違いがあります。
体の作りももちろんですが、性質にも違いがあります。
オスの方が人懐っこいと言われていますが、個体差があります。

•オスの特徴
オスは縄張り意識が強いので思春期には「スプレー」という尿を撒き散らす習性があります。
あごを擦り付けて「においつけ」をよくします。

•メスの特徴
発情または妊娠すると気が荒くなる。

ウサギは基本的には大人しくて人になつき易いのですが、品種や固体によって多少の違いはあります。
そこを理解し飼い始めると良いでしょう。
このようにウサギの種類などによって多少性質や性格が違うので初めて飼う時には参考にして選びましょう。

◉健康なウサギを選ぶ

ウサギを選ぶ時はそのウサギが健康かどうかチェックしましょう。
先ずウサギを見に行く時間ですが夕方が望ましいです。
ウサギは夜行性なので朝方やお昼は寝ている可能性があります、夕方位から活発に活動し始めます。

ウサギを見るポイントとしては、飼育されている環境ケージを見ます。
あまりに汚れて不衛生なら病気の可能性もあるかもしれません。

*初心者のウサギ飼育法より引用させて頂きました。

うさぎの飼い方 その3

image
うさぎの運動能力

ウサギの運動能力は見た目どおり後ろ足がとても発達しているので、ジャンプしたりする瞬発力はとても高いです。
野生の野ウサギなら時速40㎞で走る事が出来ます。短距離は得意なウサギですが、長距離は苦手なようです。
ジャンプ力は高さ50cm、距離1m位は軽く跳べます。
普段はおとなしい草食動物のウサギですが、いざとなったら凄い運動能力を発揮するようです。
このような運動能力は草食動物だからこそ、生き延びるのに必要だったのかもしれませんね。

◉ウサギの知力

ウサギの知力はなかなか良く、名前などは根気良く毎日教えれば覚えてくれます。
また簡単な短い単語なら毎日教える事で覚えてくれます。トイレのしつけも毎日教えると覚えます。
時間と愛情があれば芸も覚えてくれるかもしれませんね。

*初心者のウサギ飼育法より引用させて頂きました。

うさぎの飼い方 その2

image
うさぎの五感

◉視覚:目の見える範囲

ウサギの目は片方で180度前後が見えます。
両目を合わせるとほぼ360度見渡す事が可能です。
また光があまり無くても見えるようです。視力はあまり良くなく近くのものでもあまり見えてないようです。

◉聴覚:耳の聞こえ方

ウサギの耳は見た目も大きいですが、聞こえる範囲も広く遠くの音も聞き取る事が出来ます。
また左右の耳は別々に動かす事が出来るので小さい音でも聞く事が出来ます。
耳が良いため近くで大きな音を立てられると驚きます。ウサギの近くでは大きな音や声を出さないようにしましょう。

◉嗅覚:鼻のにおいの感じ方

ウサギの鼻は仲間のにおいや敵のにおいも感じれる程敏感な器官です。
鼻をヒクヒクさせて自分のにおいなどを判断します。ウサギの嗅覚は鋭いので、刺激の激しいにおいのするものは避けておきましょう。

◉味覚:舌の味の感じ方

ウサギは好きな食べ物嫌いな食べ物と判断する事が出来ます。舌が味を判断する事が出来る種類は8000種類あると言われています。
好きか嫌いかは判断できるのですが、食べてはイケナイ物までは判断できないようです。与えてはイケナイ危険な食物を与えないようにしましょう。

◉触覚:ヒゲで確認

ウサギのヒゲは暗い所を移動するときや通り道を判断する時に活躍します。
ウサギにとってヒゲはとても大事な物なので切ったり引っ張ったりしないようにしましょう。また体の表面は感じ方が鈍いようです。

*初心者のウサギ飼育法より引用させて頂きました。

うさぎの飼い方 その1

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
◉うさぎのしぐさと気持ち

ウサギは通常おとなしくて鳴き声もあまり出しませんが、良く観察すると分りますがウサギも感情や気持ちをしぐさ(仕草)や行動で表したりしています。
ウサギのしぐさ(仕草)や行動がどういう意味をもっているのか知る事で、よりウサギと仲良く過ごせる事とおもいます。
ウサギの個体差もあると思いますが、基本的なしぐさ(仕草)や行動は同じなので把握しておきましょう。

◉尻尾振り

ウサギが犬の様に尻尾を振る仕草は、犬と同じで機嫌が良い時、または嬉しい時の仕草です。
また同じように機嫌が良い時、嬉しい時には尻尾振りの他にジャンプする時もあります。他にも体をねじったりもします。

◉足をダンダンと床を踏み鳴らす

ウサギのこの行動は「スタンピング」と呼ばれ、野生の仲間に危険を伝える時に踏み鳴らします。
ペットのウサギの場合には、何か不満があったり、威嚇をしている時に踏み鳴らします。興奮状態の時にもスタンピングします。

◉なめてきたり、鼻でクンクン突付いて来る

飼い主と遊びたい時、かまって欲しい時に、この仕草をします。甘えてくる状態なので分りやすい仕草ですね。こんな時は撫でてあげたり、一緒に遊んであげましょう。

◉全身を伸ばし寝っころがる

お腹を床につけ横になっているのは、ウサギがリラックスしている状態です。リラックスしているのであくび等もします。

◉耳を立て後ろ足で立ち上がる

ウサギが何かを警戒していたり、何か気になる音を聞いたりした時にする仕草です。

*初心者のウサギ飼育法より引用させて頂きました。

ロップイヤーはとっても仲良しになれる!

image

<ロップイヤーとは>
スペイン地方に住むアナウサギを家畜化したウサギで、大きく垂れ下がった耳が特徴。
もともとは食肉用として飼育されていたため、体重4kg前後の大形種が中心だったが、最近ではその垂れ耳が人気を呼んでペットとしての地位が確立され、品種改良によって小型のものも出てきていて種類もさまざま。

<ロップイヤーの特徴>
耳が地面につくほど根元からたれ下がっていて、鼻先がつぶれたようになっているのがロップイヤーの特徴。
体型はやや大きめで、性格はおとなしく、飼い主によくなれる。
運動させると、元気いっぱい走り回る。
子ウサギのときには、耳が立っているものもいるが、成長するにつれて、耳がたれていく。

<ロップイヤーの種類>
☆ホーランドロップ
ロップイヤーの一番人気として有名。
触られるのをいやがらず、抱っこ出来る個体も多くいる。
そのため、アメリカではペットセラピーなどで使用されていたりする。
大人になってくると、自我も出てくる個体もあり、単独飼いがおすすめ。

☆アメリカンファジーロップ
ウールのようなふわっふわの毛並みが人気の秘訣。
性格は、奇心旺盛で、自我もあるタイプ。
オスは、人の後を付け回したりとかなり人懐っこい性格が特徴。
一人暮らしで孤独を感じやすい方には相性ぴったりの品種です。
毛が絡まったり、毛玉ができやすいので、こまめに毛づくろいしてあげるとよい。

☆イングリッシュロップ
ロップイヤーの中でも特に長い耳を持つのが特徴。
幅が広く、長さが長い方がよしとされている品種です。
その分、耳はデリケートなので、日ごろからケアしてあげるとよい。
性格は、おとなしめで、頭もよいです。
名前を呼ぶと近寄ってきてくれたり、なれてくると甘えてきたりする。

☆ライオンロップ
顔のまわりと短めの耳にあるたてがみのような飾り毛が特徴。
たてがみ以外の毛に関しては比較的短毛。
比較的新しい品種のため、血統がやや不安定で、たてがみのボリュームや長さで個性が出る。
耳の垂れたタイプを「ライオンロップ」として販売するほか、体重1〜1.3kgの小型種を「ドワーフライオン」として販売していることもある。

<ロップイヤーの値段>
1万~8万円くらい。

<ロップイヤーの飼育ケース>
うさぎ・小動物専用のケージが市販されている。
縄張り意識が強い動物なのであまりケージが広すぎると縄張りの維持に気がせってしまい逆に落ち着かずストレスを溜めてしまう原因になってしまう。
ケージ内にはトイレ、牧草入れ、ペレットフード用のエサ箱、給水器、夏場は暑さ対策用のアルミ製の冷却マット、冬場は保温用のヒーターやうさぎ用のベッドなどを入れ、ケージの底はうさぎの足を痛めないようにスノコを敷く。

<ロップイヤーの快適温度>
ミニロップイヤー(ミニロップ)は暑さにも寒さにも弱い動物。
人間が快適と思う温度と同じくらいの室温、15℃~26℃前後が適していると言われている。
ミニロップイヤーは体温調整が苦手な動物なので夏の暑い季節は冷却効果のあるアルミ製のマットやペット専用の保冷剤を、冬の寒い季節にはペット専用のヒーターや保温効果のある巣箱や牧草ベッドなどを用意する。
ケージを置く場所はなるべく気温の変化・寒暖の差が少なく直射日光の当たらない落ち着ける場所を選ぶ。

<ロップイヤーの餌>
ミニロップイヤーの主食は牧草で補助食として栄養価の高いペレットフードを与える。
ペレットフードだけを与える食生活では栄養価が高過ぎてしまう為、肥満や病気の原因になってしまうので牧草が7割、ペレットフードが3割程度が良い。
水入れに水を入れて毎日清潔な飲み水を与える。

<ロップイヤーのふれあい方>
ミニロップイヤーは知能が高く非常に好奇心旺盛で遊び好きな動物なので1日に30分~1時間程度、ケージから出して自由に遊ばせてあげる。
あまり長時間遊ばせるとうさぎにストレスを与えてしまう場合もあるので、ミニロップイヤー自身が遊びたいと思う日に遊ばせてあげるようにする。
話し掛けたり、おやつを与えたり、優しく頭をなでてあげたり、スキンシップを図ってミニロップイヤーとの信頼関係を築いていくと良い。
おやつを与えながら抱っこの練習をするのも良いコミュニケーションになる。

*珍しいペット大集合より引用させて頂きました。