日本におけるペットの歴史

日本で、人々がペットを飼うようになったのはいつ頃からだったのでしょうか。

家畜という意味では、縄文時代早期の頃には犬の家畜化が始まっていたといわれ、また、弥生時代には水田耕作が始まったことから牛や鳥が家畜化されていたようです。
さらに古墳時代には馬が家畜化され、農作業や運搬などに使われていました。

日本で、動物がペットの対象となったのは平安時代の頃からで、 貴族社会で飼われはじめた猫が最初のペットだったのではないかといわれています。
外国から渡ってきた唐猫という効果な純血種で、 有名な藤原定家や藤原頼長の日記にも飼育していた愛猫への寵愛をしめした文章が残されています。
猫が死んでしまった時にも、人間と同じような手厚い対偶で悼んでいたようで、現代のペットの扱いと通じるものがあります。

一方、犬が愛玩用として飼われるのは猫よりもずっと後のことで、 江戸時代の後期からだったのではないかといわれています。
生類憐れみの令を出し、犬公方の名で知られる徳川綱吉の時代を除けば、 犬は手厚い扱いを受けることなどは皆無であって、どの犬も野良同然の生活を送っていたのです。
江戸時代の後期であっても、将軍や大名の間で西洋種の大型犬が権威の象徴として流行したことをうけ、あくまでもステータスシンボルとして飼われ始めたにすぎないようです。

「その顛末…」=生かされている意味さがし(81)

81 その顛末…=生かされている意味さがし(81)

息子からの手紙を貰った八十七歳の父。内容を熟読しないで琴線に触れる言葉だけを見て、予想通り、二日後の早朝に我が家の玄関の呼び鈴を押してきました。

「おい、俺はこんななのか(こんな風に見られているのか)? まさか息子にこんな屈辱的な手紙を貰うとは思っていなかった。もういい! ここにも来ないし、家に来て貰わなくてもいい。俺の葬式だけは金を残していくからやってくれ! それにしてもがっかりだ!」

と、絶交、御家断絶を申し入れてきたのです。

当方、「ああ、そうですか?!」でコメントなし。ほぼ予想していたので、「まぁ~、こんなもんだ」で何事もなかったように一日がスタートしました。

一週間くらいは、こちらからも電話もかけず、訪問もしませんでした。ところが年末に父の兄、私にすれば伯父が亡くなり、葬式に行かなければならなくなりました。

ここは息子の手を借りないと葬式にも行けない親父です。こちらは、「明日の○○時に新潟(新潟市内)に行くけど……」と連絡し、父親はやむなく息子の手を借り、乗せていってもらうことになったのです。

会話は少ないが、父親は、「お前しか頼れない、ありがとう!」を連発し、怒鳴っていた父親から豹変して「いい爺様」になっていました。

その後も休日に、「ドライブに行くか?」と誘うと二つ返事で、道の駅で買った「濁り酒」を嬉しそうに持ち帰っている普段通りの父親がいます。(笑)

003まぁ、当方も少し反省する部分もあり、「一件落着」を喜んだのであります。

〈松谷範行氏著作:「生かされている意味さがし」より〉

この記事はブログ管理者からの無理な申し出を、筆者から受け入れて頂き掲載しているものです。

随想