自動車の保管場所

車庫証明(自動車保管場所証明)は「保管場所法」という法律で義務づけられています。

手続きは保管場所がある地域を管轄する警察署で行いますが、車庫証明を取得するには、次の条件を満たしている必要があります。

・保管場所までの距離が車の保管場所(個人の場合は住所地又は居所、法人の場合は事務所の所在地)から直線距離で2km以内であること。
・道路からの出入りに支障が無いこと。
・保管場所に自動車の全てが収まること。
・保管場所を使用する権限があること。
・道路以外の場所であること(私有地であっても道路の用に供しているものは認められない)。

なぜ車庫証明が必要かというと、道路上にむやみに車両が駐車して、交通の妨げになることが無いようにするためなんだそうです。

また、なぜ2km以内なのかというと、登録地と実際の保管場所を偽る「車庫飛ばし」を防ぐ目的や、路上駐車を防ぐ目的などがあるんだそうです。

車庫証明を申請した後に、担当の方が確認にくることもあります。
その時に申請内容と異なる場合は処罰されますので、注意しましょう。

交通法違反者が納めた反則金

「反則金」とは、交通反則通告制度に基づき行政処分として課される過料のことを指します。
道路交通法に違反したと判断された者が、刑事手続を免れるかわりに納付するもののことです。

「罰金」と呼ぶ人もいますが、実はこれは誤りです。
反則金は行政処分(行政罰)の一種であり、刑事罰である科料・罰金とはその法的性質を異にしているものなのです。

しかし、通告に応じない場合は刑事手続きに移行するという点では、行政上の秩序罰と刑事罰の中間に位置しているとも言える、極めて特殊な制度と言えます。

納付された反則金は、日本銀行または歳入代理店(市中銀行や郵便局などの金融機関)を通じて国に納められた後、交通安全対策特別交付金として都道府県や市町村に交付されます。
使用目的は、歩道・ガードレール・道路照明・信号・標識などの交通安全施設の設置や管理に使用するように法令で「限定」されているんだそうです。

ちなみに、この交通安全対策特別交付金ですが、総務省と警察庁が協議をして翌年の予算を決定しています。
毎年800億円以上の予算が計上されていますが、その予算のほぼ100%近くが反則金でまかなわれているそうです。

ハイオクガソリンの正式名称

『ハイオク』は英語の「high-octane number gasoline(高オクタン価ガソリン)」が語源で、日本語の正式名称は「無鉛プレミアムガソリン」なのだそうです。

もともと、ガソリンの成分に含まれれている成分のうち、オクタン価が高いと、燃えにくい状態になります。
燃えにくいということは、エンジンの圧縮比を高めることができる=レギュラーガソリンに比べ、同じ量でも高い爆発力を発揮し、エンジンを駆動させることができる=燃費が良い、という図式が成り立つのです。

ハイオクガソリンはこのオクタン価を人工的に高めたもので、レギュラーガソリンよりも高い馬力を期待することができます。

国産車はハイオクもレギュラーもいずれも対応できるような車が多いのですが、輸入車だとそもそもハイオクガソリンしか入れられないというタイプの車が多いので、覚えておくと良いでしょう。

なお、レギュラーとハイオクは混ぜることもできるそうですが、エンジンによっては部品が痛んでしまう可能性もあるので、自己判断で混ぜるのは止めておきましょう。

長く安全に車に乗りたいのであれば、その車に適したガソリンを正しく利用することが必要です。

馬は軽車両に分類される

「人力若しくは畜力により陸上を移動させることを目的として製作した用具で軌条若しくは架線を用いないもの又はこれにより牽引して陸上を移動させることを目的として製作した用具であつて、馬車、牛車、馬そり、荷車、人力車、三輪自転車(側車付の二輪自転車を含む。)及びリヤカーに該当するもの」
とあり、馬は自転車と同じ軽車両扱いとなっています。

馬に限らず人が乗って移動する動物はすべて軽車両になるとのことで、牛やラクダ、ゾウなども含まれています。

ロードサービスって JAF のこと? 違いは?

クルマの進化にともなって、ドライバーをサポートする新技術も日々研究開発され、安全に運転できる環境への取り組みが進んでいます。
ですが、事故や故障トラブルが全くなくなることはないでしょう。
クルマの運転で一番の不安要素はそんなトラブル時ですよね。

まずは、自動車保険付帯の「損保系ロードサービス」と「JAF」の違いについて説明します。

根本的に、両者ではロードサービスの捉え方が違います。

大きな違いは、以下の3点です。

1つ目は、サービスが受けられる対象。
2つ目は、出動する作業員。
3つ目は、サービス内容と料金。

1つ目の対象ですが、損保系ロードサービスは「車」、JAFは「人」が対象になります。

このため、損保系ロードサービスは契約車両に乗っていないとサービスが受けられませんが、JAFは他人の車に同乗していても対象となります。
また、損保系ロードサービスは大型トラックの契約もありますが、JAFは2トンまでの小型トラックまでが対象となります。

続いて2つ目は、出動する作業員についてです。

損保系ロードサービスの場合は、損保会社の社員がお客様のところまで出動することはありません。
損保会社は、ロードアシスタンス会社(ロードサービスの手配を行う事業者)へ電話対応から作業出動依頼までの業務を委託しています。

ロードアシスタンス会社は、それぞれに指定工場(実際にお客様のところまで出動でき、ロードサービス経験が豊富な整備工場など)と契約しており、現場急行の依頼をすることになります。

一方、JAFの場合ですと、出動する隊員はJAFの社員と地域で契約している指定工場になります。ロードサービスが本業のため、知識やレベルが高く、どの地域であっても提供サービスに均一性があります。この場合、指定工場はJAFの隊員と同レベルでの接客対応、技術対応が必要になるため徹底した教育を受けています。

損保系ロードサービスは、出動する指定工場の教育まではできないので、ロードアシスタンス会社へ委託し、ロードアシスタンス会社は指定工場の設備、過去の出動状況やトラブル事例がないかなどを参考にしながら工場を選択しています。

最後に、3つ目のサービス内容と料金設定についてです。

損保系ロードサービスの場合、基本的に現場でお客様から料金を頂くことはありません。
また、ロードサービスを利用しても保険等級に影響がでないので、保険料が高くなることもありません。

保険の特約なので、車を使用できなくなった損害を補償してくれる趣旨があります。
遠方でのトラブルに関しても長距離搬送または、公共機関を利用した移動費、宿泊費を補償の対応としている保険会社がほとんどです。

その半面、「損害」という観点が少ない自宅でのガス欠や、スタック(タイヤが雪にはまったり、スリップして身動きが取れなくなること)などは対象にならないことや、利用回数に制限があるケースもあります。

JAFの場合は、基本的に現場での作業が30分以内、また搬送した場合でも15キロ以内は会員なら無料です。
JAFの非会員でもロードサービスを依頼できるのですが有料となり、現場での精算が必要となります。