車にまつわる話し

●マツダは軽自動車にもロータリーエンジンを搭載しようとした!

残念ながら軽自動車初のロータリーエンジン搭載車になれなかった「シャンテ」
 1967年にマツダは世界初の量産ロータリーエンジンを搭載した、「コスモ スポーツ」を発売。未来感のある斬新なフォルムに、高性能なロータリーエンジンを組み合わせ、大いに話題となりました。

 その後、マツダはロータリーエンジン搭載車の拡充を開始。1970年代にはスポーツカーだけでなく、さまざまなジャンルの車種にロータリーエンジンを搭載する、フルラインナップ化を進めました。

 たとえば、マイクロバスの「パークウェイロータリー26」、ピックアップトラックの「ロータリーピックアップ」(アメリカ向け)、大型高級セダンの「ロードペーサー」などを開発。

 さらにマツダは、軽自動車の「シャンテ」にもロータリーエンジンを搭載する予定でした。シャンテは1972年発売された、360cc直列2気筒2サイクルエンジンを搭載する軽乗用車で、ファストバックスタイルのスタイリッシュなボディが特徴です。

 このシャンテ用にシングルローターのロータリーエンジンを新たに開発し、試作も完了していましたが、運輸省からの許可が取れず、発売を断念したといいます。

 ちなみに、当時は他メーカーもロータリーエンジンの開発をおこなっており、日産は2代目「サニー」にロータリーエンジンを搭載したプロトタイプを製作。2代目「シルビア」にロータリーエンジン搭載して発売する予定でした。

 しかし、オイルショックや排出ガス規制の強化によってお蔵入りし、ロータリーエンジンの開発も中止しています。