アウディのブランドイメージ向上と更なる躍進

1985年にアウディは、乗用車四輪駆動システム「クアトロ」を開発します。このクアトロシステムを搭載したラリーカーをWRCで走らせて大きな成功を収め、アウディが生産する車がオンロードにおいても高い安定性と走行性能を持っていると証明されました。これによりA8の前身であるV8は高い評価を得て、アウディは世界的なブランドとしてのイメージを確固たるものにしていきます。
90年代に入ってアウディは定番シリーズであるA6・A8・A4(タイプ5)シリーズを相次いで発売し、特にA4が世界的にヒットしたことで、フォルクスワーゲン傘下の高級ブランドであるアウディというイメージから、ベンツやBMWといった高級自動車メーカーと比肩しうる存在にまでブランドイメージを昇華させました。
2005年に入って、アウディは自動車生産において更なる進化を示します。この年発売されたA6に採用されたシングルフレームグリルという相貌は、現在アウディの象徴として認識されています。また、従来から発売していたセダンタイプに加え、SUVタイプのQ7やミッドシップモデルのR8といった車種が発売されました。アウディは現在でも躍進している最中で、その歴史は日々深化を続けているのです。