電気自動車と言えば、その車両価格の半分以上が電池代とも言われています。
電池の性能が大きく車の性能に影響するため、各自動車メーカーは電池をどうするかが頭の使いどころなのです。
日本では、電池を作っている電機メーカーと共同開発で、電気自動車専用の電池開発を進めるなど、ハード面からカスタマイズしていこうとしています。
一方、アメリカの有名な電気自動車メーカー、テスラ・ロードスター社は、汎用的な電池をいかに効率的に組み合わせるかのノウハウに力を入れており、PC用などに使われるバッテリーである、18650規格のリチウムイオン電池を6831個も搭載しているそうです。
ハードで戦う日本勢とソフトウェアで優位に立とうとする米国ベンチャー、日本はまたガラパゴスなものを作らないことを祈ります。