1958年に富士重工業から発売されたスバル360という軽自動車があります。
俗に「てんとう虫」と呼ばれるかわいらしいクルマです。
実は、このクルマの車両重量が、なんと385kgだったのです。
参考:スバル360|スバル博物館
ちなみに、代表的な大型バイクであるハーレーダビッドソンのウルトラリミテッドローというモデルの重量は、415kgもあります。
つまり、スバル360は4輪車あるにもかかわらず、バイクよりも軽かったのです。
当時の軽自動車はタイヤが側溝に落ちてしまっても、2人で「よいしょ!」と声をかけて持ち上げれば簡単に脱出できました。
また、方向転換が難しい狭い路地でも、バンパーに手をかけて「よいしょ!よいしょ!」と持ち上げながら少しずつ方向転換することも可能でした。
笑い話のようですが、本当にそれくらい当時の軽自動車は軽かったのです。