車の買い替えは「向上心」の現れ?! =生かされている意味さがし(74)

74 車の買い替えは「向上心」の現れ?! =生かされている意味さがし(74)

どうして、清貧に生きられないのでしょうか……。

最初は昭和四十五年式の「中古のパブリカ」だったのに、ブルーバード、ピアッツァ、アリスト、フェアレディZと愛車の所有歴もエスカレートする一方。

更に、世界でも信用性の高い日本車を捨てて、チェロキー、ゴルフ、パサート、プジョーまで辿り着いてしまいました。

「あとはベンツしかない!」と妻に言ったら、「買ってきてあげる」と言われて、夕方、輸入車の雑誌を買ってきてくれた。「はい、ベンツ!」と。

しかし、こういう目先のことしか考えない行為を人は、「見栄」「虚栄」という言葉にすぐ結びつけたがります。

最低限の生活に不自由のない移動手段としての「クルマ」は、世の中に山ほどありますが、そのような生活を主目的とする所有は脇に置いておいて、自分流の、自分のライフスタイルに合った車を選ぶのが何故悪いんでしょう?!

いや、百歩譲って、高級な?!車の持つイメージに自分を近づけたいとする思いが、何故肯定・称賛されないんでしょう? 私は「いい車に乗りたい」という人間の本能を「虚栄心」ではなく「向上心」と呼びたいのです。

003 この文章を書いたあとに、登録済み未使用車のベンツを購入しました。

車好きは、こうして家庭の財産を食い潰していくのです。

〈松谷範行氏著作:「生かされている意味さがし」より〉

この記事はブログ管理者からの無理な申し出を、筆者から受け入れて頂き掲載しているものです。

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