1980年代に入ると自動車の高性能化がさらに進み、エンジンの電子制御化(インジェクション化)が一般的になり始めます。
また、外観にも変化が。
それまで鉄製だった前後バンパーが樹脂製に変わり、80年代後半には現在のようなボディのデザインと一体化したものへと一気に進化していったのです。
83年の規制緩和でドアミラーの装着がOKとなったのも、デザインが近代化した要因のひとつと言えるでしょう。
80年代後半には当時の自主規制値であった280馬力を達成した日産・フェアレディZ(Z32型)や日産・スカイラインGT-R(R32型)、2シーターオープンカー復活の基となったユーノス・ロードスターも登場しています。