技術の進歩により、昔の「常識」が、今では「非常識」になったもの。

昔は「常識」だったのですが、技術が進歩したことにより今では「非常識」になったものが、車の世界にはたくさんあります。
その一つが、「ターボは燃費が悪い」というものです。
昔はターボは燃費が悪いといわれていましたが、今では燃費向上のためにダウンサイジングターボを搭載する車種が増えているほど、ターボは燃費が悪いは「非常識」となっています。
実は、ターボが出てきた当初は、「燃費改善に効果的」と自動車メーカーは説明していましたが、技術が未熟だったために燃費最悪となっていたんです。

’79年に国内で初めてターボエンジンが認可された時は、「熱効率に優れ、燃費改善に効果的」という触れ込みで認可を渋る当時の運輸省を説き伏せたものの、実際に走らせると燃料が漏れちゃっているんじゃね!?というほど燃費極悪。
本来、ターボエンジンというのは捨てるだけの排気を利用して過給をすることで熱効率を高めるというシステム。
つまり結果的に燃費がよくなる……という日産の説明は正しかったのだが、なにぶん技術的に未熟だった当時のこと、大トルクを引き出すために燃料を大量に噴射してノッキング対策をするなどが必要で、結果として燃費が極悪になってしまったのです。

このように、昔もターボに関する理論的なことは正しかったのですが、技術が追い付いてなかったために、「ターボ=燃費が悪い」となっていたんです。
けれど現代の直噴エンジンにターボを組み合わせた「ダウンサイジングターボ」は、省燃費エンジンとして高い評価を得ています。
技術の進化により、昔は常識だったことが、今では非常識になった典型が、ターボなんです。

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