◎ 盗みおさめ
<江戸時代の笑い話>
捕えた盗っ人が処刑される前に、「辞世の歌を詠みたい」というのです。そこで、「それは奇特なこと、詠むがよかろう」ということになって、その盗っ人が詠んだ歌は、
「かかるとき さこそ命の惜しからめ かねてなき身と思ひしらずば」
それを聞いた者たちが、それは太田道灌の歌ではないかと言うと、
「はい。これが盗みおさめです。」………ジャンジャン!!
以上です。
◎ 盗みおさめ
<江戸時代の笑い話>
捕えた盗っ人が処刑される前に、「辞世の歌を詠みたい」というのです。そこで、「それは奇特なこと、詠むがよかろう」ということになって、その盗っ人が詠んだ歌は、
「かかるとき さこそ命の惜しからめ かねてなき身と思ひしらずば」
それを聞いた者たちが、それは太田道灌の歌ではないかと言うと、
「はい。これが盗みおさめです。」………ジャンジャン!!
以上です。