交通法違反者が納めた反則金

「反則金」とは、交通反則通告制度に基づき行政処分として課される過料のことを指します。
道路交通法に違反したと判断された者が、刑事手続を免れるかわりに納付するもののことです。

「罰金」と呼ぶ人もいますが、実はこれは誤りです。
反則金は行政処分(行政罰)の一種であり、刑事罰である科料・罰金とはその法的性質を異にしているものなのです。

しかし、通告に応じない場合は刑事手続きに移行するという点では、行政上の秩序罰と刑事罰の中間に位置しているとも言える、極めて特殊な制度と言えます。

納付された反則金は、日本銀行または歳入代理店(市中銀行や郵便局などの金融機関)を通じて国に納められた後、交通安全対策特別交付金として都道府県や市町村に交付されます。
使用目的は、歩道・ガードレール・道路照明・信号・標識などの交通安全施設の設置や管理に使用するように法令で「限定」されているんだそうです。

ちなみに、この交通安全対策特別交付金ですが、総務省と警察庁が協議をして翌年の予算を決定しています。
毎年800億円以上の予算が計上されていますが、その予算のほぼ100%近くが反則金でまかなわれているそうです。

  • イベントが見つかりませんでした

コメントを残す