ベルツノカエルの繁殖は、とってもムズカシイ?!

カエルのなかで、ペットとしてダントツの人気を誇っているのがベルツノガエルです。
愛らしい風貌もさることながら「脚のついた口」とまで表現される旺盛な食欲や、ずんぐりした姿からは想像もつかないほど素早い動きで獲物を捕らえる姿はベルツノガエルの魅力と言えるでしょう。
カラーバリエーションも豊富で、最近では女性の愛好家も増えているようです。  
そんなベルツノガエルですが、これだけ飼育されているにもかかわらず、国内で殖えたという話はあまり聞きません。
その原因はベルツノガエルの厳しい繁殖条件にあります。
具体的には「3週間餌を控えていき、少しづつ温度を下げていく。
赤玉土などで掘れるようにして17℃〜18℃を保ち、やや乾燥を保つ。その状態で約2ヶ月待ってから、スコールを模したレインチャンバーに入れる。」ということです。
なんだか簡単そうに聞こえるかもしれませんが、実際にはかなりの手間がかかり、そう容易ではありません。  
さて、その困難だと思われているベルツノガエルの繁殖行動はちょっとユニーク。抱接(交尾のこと)にはまず、メイティングコールを行いメスを呼ぶことから始まります。
そしてオスの親指の付け根に黒くて硬い婚姻隆(つめのようなもの)が発達し、メスを抱いても滑らないようになるのです。
オスはメスに抱きつくまでは等間隔で鳴き自分をアピールし、メスに包接して産卵が始まると、それがオスの後肢に接触した刺激によって放精が始まります。
これら全てを完了するまでにはなんと1日〜2日もかかってしまうのです。  
日本ではまず目にすることのない、ベルツノガエルのユニークな繁殖行動ですが、もしも食欲旺盛なベルツノガエルが日本で簡単に繁殖できてしまったら・・・。
日本の田園風景はあっという間に彼らの独壇場になってしまうかもしれませんね。

  • イベントが見つかりませんでした

コメントを残す