◎ネット通販・シンプルイズベスト=「小売業経営の課題と対応」=産業建設常任委員会<問題提起論文より⑥>

「地方都市における小売業経営の課題と対応⑥」

(8)ネット通販

もう1つはネット通販である。

近年、高齢者世帯や高齢者の単独世帯が増加してきている。運転免許証を返上したり、車を持たない世帯も増えてきている。このような人達は、大きな荷物や食料品のまとめ買い、或いは悪意天候の中での買い物などでは、持ち帰りや買った商品の組み立て等々に困ることも少なくない。そこでネット通販がこの課題解決になる。消費者側からすれば、ネットで注文し自宅まで届けてもらえることになり、特に買い物弱者からすると大変助かることになる。

これについても、既に大手SCやCVSで取り組みがなされてきているが、何も大手だけの専売特許とは限らない。自治体も含めて、地域的連携の方向を追求すべきであろう。但し、ここで浮上してくる問題が高齢者のインターネット活用と端末機操作であるが、この事も近年のインターネット普及率やタッチパネルによる端末機の普及が解決の道につながると考える。

(9)シンプルイズベスト

以上、地方都市における小売業経営の課題と対策について考えてきた。直面する課題は様々であるが、その対策は単純である。基本は顧客が望み喜ばれるマーケティングミックスの実践である。換言するならば、具体的にはライフスタイルマーケティングと変化対応型経営である。そして創意工夫でありイノベーションであり経営努力である。答えは足元にあり、「シンプルイズベストである」と申しあげたい。

 <完>

<説明>

※今回も引き続き、柏崎市議会荒城彦一議員が産業建設常任委員会を中心に提案してきた、「緊急経済対策」に関する活動内容を数回に分けて掲載する。以下は、その提案理由の中から一部を抜粋した導入部分である。

◎これまで長い間、柏崎の経済が低迷し、元気がないと言われ続けてきたが、私はこのことの重大性を取り上げ、対策の必要性を訴え続けてきた。ところが、この私の心配と危機感が現実の問題となって表面化してきたのである。それが昨年後半からの個店の閉店や撤退である。

私は産業建設常任委員会に所属(H27.5~H29.6)し、委員長として対策・対応に奔走してきたが、ようやく本年4月19日臨時議会において「緊急経済対策(スタンプラリー実施計画案)予算3,000万円」が可決成立し、6月10日よりスタートしている。

そこで、ここでは、それに関する記事を何回かに分けて紹介することとした。

まず最初は「小売業経営の課題と対策」と題し、主に地方都市に焦点を当てた小論文である。この論文は議会に対して問題意識を提起するとともに、「緊急経済対策を協議」する、検討資料としたものである。

それでは、拙い文書で恐縮であるが、以下6回シリーズにて掲載するので、ご高覧いただければ幸いであります。

以上

 

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