1975年~1979年にかけて池沢さとし氏が少年ジャンプに連載した「サーキットの狼」の影響で、爆発的なスーパーカーブームが巻き起こりました。
ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニといった、それまで一部のカーマニアしか知らなかった外国製のスポーツカーの名前を、誰もがあたり前のように口にするようになりました。
当時の国産車からかけ離れたスタイルや動力性能などが、クルマ好きの人にとってはまさに羨望の的で、各地でスーパーカーのイベントが頻繁に開催されたりしました。
そんな日本国中の人が憧れた当時のスーパーカーですが、現在の国産車とくらべると、それほど動力性能がすぐれていたわけではないということに気がつきます。
むしろ、現在のファミリーカーに馬力で負けていたりします。