◎ライフスタイル・マーケティングの実践=「小売業経営の課題と対応」=産業建設常任委員会<問題提起論文より④>

「地方都市における小売業経営の課題と対応④」

(4)ライフスタイル・マーケティングの実践

 まず、1つ目のライフスタイルマーケティングの実践であるが、その定義によれば、「顧客の様々な生活シーンの一場面を取り上げ企画し、それをテーマに設定し、効果的マーケティングミックスにより提案する『購買需要創造活動』である」としているが、これを一歩引いて良く考えてみると、このマーケティング手法は地元個店がずっと実行してきた方法である。特に行商(担ぎ商人)からスタートした本市の歴史を振り返れば、創業からの一定期間は正にこのライフスタイルマーケティングが商売の基本精神であった。

具体的には、行商創業時の店主たちは、顧客のライフスタイルを把握しながら、好みやニーズを思い描いた上で、商品を選別し、提案し、販売に結び付けてきたのである。確かに、今日の情報化や科学技術の進展は、各方面で技術革新を伴いながら、新しいビジネスモデルを構築してきているが、「その底流意を流れる精神は変わっていない」と申し上げたい。

 その後、国民生活は向上し経済が成長して来るとともに、行商から店頭へと販売の場は変わってきたが、地元個店はライフスタイルマーケティングの実践によって成長発展してきたのである。つまり、課題解決の1番目の対策として、原点回帰を挙げたいのである。

<以下次回>

<説明>

※今回も引き続き、柏崎市議会荒城彦一議員が産業建設常任委員会を中心に提案してきた、「緊急経済対策」に関する活動内容を数回に分けて掲載する。以下は、その提案理由の中から一部を抜粋した導入部分である。

◎これまで長い間、柏崎の経済が低迷し、元気がないと言われ続けてきたが、私はこのことの重大性を取り上げ、対策の必要性を訴え続けてきた。ところが、この私の心配と危機感が現実の問題となって表面化してきたのである。それが昨年後半からの個店の閉店や撤退である。

私は産業建設常任委員会に所属(H27.5~H29.6)し、委員長として対策・対応に奔走してきたが、ようやく本年4月19日臨時議会において「緊急経済対策(スタンプラリー実施計画案)予算3,000万円」が可決成立し、6月10日よりスタートしている。

そこで、ここでは、それに関する記事を何回かに分けて紹介することとした。

まず最初は「小売業経営の課題と対策」と題し、主に地方都市に焦点を当てた小論文である。この論文は議会に対して問題意識を提起するとともに、「緊急経済対策を協議」する、検討資料としたものである。

それでは、拙い文書で恐縮であるが、以下6回シリーズにて掲載するので、ご高覧いただければ幸いであります。

以上

 

 



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